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いささか旧聞に属しますが、10月末にイスラエル南部の、聖書でダビデとゴリアテが戦ったとされるエラの谷の近くのヒルベト・ケイヤファで、C14測定法により前1000-975年頃のダビデ統治と同時代とされる最古のヘブライ碑文が見つかったとの報道がありました。
11月のオリエント学会で聞いてはいたのですが、その後のフォローをすっかり忘れていました(汗)。 非常に興味深いのは、サイトで写真を見てみると「A」の文字の形がフェニキア文字や古ヘブライ文字のような線文字とは異なり、原カナン文字のような絵文字であることです(従ってギリシア文字やラテン文字のような形)。 ただ、この言語が何語かについては、カナン諸語でだと思いますが"judge"、"slave"、"king"といった語が読めるという人もいるようです。 この言語がもしヘブライ語であるとすれば、これまで「最古」のヘブライ語碑文とされていたゲゼル農事暦(文字はフェニキア文字)が果たして本当に農夫が書いたのが、それともSmelikが言うように書記などが練習で書いていたものかという問題はありますが、ゲゼル農事暦が前900年頃というもう少し後代であることを考えると、最古になるようです。 個人的に興味深いのは、次の点です。 ・前10世紀になっても、原カナン文字タイプの絵文字が使われていた。 ゲゼル農事暦では古風とはいえ既に線文字であるフェニキア文字が使われていますので、最大で約100年ほどの開きがあるとはいえ比較的近郊の少し南に位置するこの場所でまだ絵文字の原カナン文字が使われていたということも興味深いです。 リンクをいくつか張っておきます。 http://www.bib-arch.org/e-features/valley-of-elah.asp http://www.foxnews.com/story/0,2933,445132,00.html http://www.haaretz.com/hasen/spages/1032929.html PR ![]() ![]() |
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